テンプレート:Theorem
定理環境 theorem テンプレート
{{theorem |type=定理環境識別名 |number=定理番号 |name=定理名 }}
参照可能な定理環境のテンプレート
引数 | 説明 | 型 | 状態 | |
---|---|---|---|---|
タイプ | type | 定理環境識別名 | 文字列 | 必須 |
ラベル | label | 定理を参照するためのラベル | 文字列 | 推奨 |
定理番号 | number | 連番にせずに設定する定理番号
| 数値 | 省略可能 |
定理名 | name | 定理番号の後ろに表示する定理の名称
| 文字列 | 推奨 |
目次タグ名 | heading | 定理環境見出しのタグ名
| 文字列 | 省略可能 |
以下、定理環境をnewtheoremで次のように宣言した場合の具体例を示します。
{{newtheorem |type=lemma |counter=-1 |display=補題 }}
補題 0 (基本的な例)
{{theorem |type=lemma |name=基本的な例 |label=firstexample }}
補題 1
{{theorem |type=lemma |label=次の例 }}
nameは省略できます。
補題
{{theorem |type=lemma }}
labelを指定しなければ、番号は加算も表示もされません。
補題 2 (目次に出る定理)
{{theorem |type=lemma |heading=h3 |name=目次に出る定理 |label=test }}
heading
に指定した見出しタグ名を定理名のマークアップに使います。デフォルト値はxh5
(目次に出ないレベル5見出し)です。任意のタグ名を指定できますが、レベル3以上の見出しタグh3, h4, h5, h6, xh3, xh4, xh5, xh6のいずれかを推奨します。拡張見出し要素xh*
は目次には常に含まれませんが、通常の見出し要素h*
を用いた場合でもテンプレート:TOCのlimit
指定によっては目次に表示されなくなることに注意してください。
補題 3 (type指定を誤った場合)
{{theorem |type=lemmata |name=''type''指定を誤った場合 |label=wrong-type }}
newtheoremで宣言済みのtypeを指定しなければなりません。誤った場合次のようなメッセージが表示されます:
指定されたlemmataは未宣言の定理環境です。
newtheorem宣言毎に格納されるデータとその活用
newtheoremは次の二つのハッシュテーブルを確保します。ここでは、上の例で扱った、newtheoremのtype引数にlemmaを指定した場合を例示します。
ハッシュテーブル {{{type}}} (lemma)
ハッシュテーブルlemmaには実際に定理環境が呼び出された際のカウンターの値がlabelをキーとして格納されています。
firstexample : 0
次の例 : 1
test : 2
wrong-type : 3
ハッシュテーブル {{{type}}}_config (lemma_config)
ハッシュテーブルlemma_configには宣言された定理環境の基本情報が格納されています。設定はExtension:HashTablesのパーサ関数の機能を用いて後から変更することもできます。
type : lemma
counter : 3
display : 補題
補題 100 (カウンターをリセットする例)
例えば、カウンターを途中で変更したい場合には #hashinclude 関数を用います:
{{#hashinclude: lemma_config |counter=99 }} {{theorem |type=lemma |label=handred |name=カウンターをリセットする例 }}
ラベルによる定理環境の参照
定理環境はラベルで参照することができます。定理環境へリンクする場合は、MediaWiki自体のリンク記法を用いる方法と、テンプレート:Refを用いる方法があります:
[[#firstexample]]
- #firstexample
[[#firstexample |最初の例]]
- 最初の例
{{ref |type=lemma |label=firstexample }}
- 補題 0
テンプレート:Refは別ページの定理環境の参照には対応していません。別ページの定理環境へリンクする場合は一つ目か二つ目の方法を利用してください。